ランチェスチャー経営

イノベーションジレンマと弱者

優良企業がイノベーションのジレンマに陥った際、大企業がランチェスター経営戦略上から小さい市場へと参入できないのであれば、それは弱者の大きなチャンスになると思います。規模が小さい新興企業にとっては新技術に関する市場は大企業にとって小さくても充分に満足出来る市場であります。この破壊的イノベーションが作り上げた新市場は弱者である新興企業がシェア率を殆ど占めると言う結果になるのです。新市場に乗り込んでいく分には良いと思うのですが、ランチェスター経営戦略に則って徐々に市場も拡大して行くかもしれません。

 

そうなると新技術に対するデメリット点が解消されて充分に大市場でも通じる様な物になってくると思うのです。そうなると小さい市場から大きい市場へと進出して行く事で、どんどん既存にある企業からシェア率を奪って行く様な形になります。そうはさせまいと既存企業も新技術を取り入れていくと思うのですが、それではもう遅いですよね。二番煎じですし新興企業に独占された形が出来当たっていると思います。

 

それが拡大して行くと、立場も強者から弱者に、弱者から強者にと変わっていく事になるのです。携帯がスマートフォンに移行して行くのと同じような感覚と言ったら分かるでしょうか?今までの折り畳みやストレートの携帯所持率がどんどん下がってきて、最後は皆スマートフォンへとなる様な感じになると通常の携帯電話の地位が失われて行く事になります。昔のPHSもそうでしたよね。こうしたポジションの変化が有るのも面白い所だと思います。