登録販売者の不正受験

登録販売者の不正受験

誕生したばかりの登録販売者の資格試験において不正受験があったとのことで問題になっています。

 

登録販売者の試験を受けるのには、実務経験が必要なのですが、この実務経験年数をごまかして受験したというものです。

 

それも個人が行ったことではなく、会社単位で不正をしたとして大きな問題になっています。何社もの会社が経験年数をごまかして不正受験を行いました。

 

スーパーの西友もその一つです。従業員たちには必要とされている一年の実務経験がなかったにもかかわらず、実務経験証明書を不正に発行して受験させています。

 

業務内容や実労働時間をごまかしたものです。この虚偽の証明書をもって受験をして合格した社員は200人にものぼるそうです。

 

神奈川県を中心として展開している大手ドラッグストアのカメガヤでも不正に実務経験証明書を発行しました。そもそも実務経験証明書は、医薬品の販売を行っていた時間を証明するもので、薬剤師について販売に従事していた時間を示します。

 

タイムカードの提出を義務付けて勤務時間を調査していますが、その内容まで確認できないのが問題です。

 

こうした事態を受けて、ドラッグストア協会は不正防止対策本部の設置をして、再発防止を目指すことになりました。

 

厚生労働省も各都道府県に対して、適切に資格試験が行われるように適切な運用を徹底していきたいとしています。

 

また登録販売者の資質向上も目指していきたいと話しています。ただし登録販売者の制度自体を抜本的に見直す必要はないとの見解を示しています。