ビジネスモデルの種類【その他】
【系列企業モデル】
投資家にとってはあまり良い感じの企業だとは言えないビジネスモデルになるのですが、大企業が新規業種に新規企業を新たに設立させるビジネスモデルになります。但し、特定の企業にこの新規参入を依存している場合が多い様です。但しその新規企業の資本が大企業とは離れて独立していたり、取締役が株式をきちんと保有している状態の新規企業であるならば投資対象として見ても良いと思います。
【ソリューションモデル】
顧客のニーズを把握し、その顧客に馴染んで溶け込んでいく事で成立しているビジネスモデルになります。低価格の物から価格帯が違う物を販売する事によって家族ぐるみで世代を問わず商品を購入して貰える様になりますし、その人が年齢を重ねていった時にも対応出来る様になっています。
【ポイズニングモデル】
継続的に商品を購入させる様な中毒性が有る商品を提供しているビジネスモデルになります。中毒性と書くと何となく怖いですが、たばこやお酒、携帯電話の様な物が対象になると考えてくれれば良いでしょう。これらは一度はまってしまうと、継続的に商品を購入してしまうビジネスと言って良いでしょう。
【マルチコンポーネントモデル】
同じ商品なのにも関わらず、違う場所で違う値段で販売されていると言う様なビジネスモデルになります。例えば缶ジュースを挙げてみましょう。自動販売機では120円で提供されていても、ホテルでは150円で提供されている等、場所によって値段が変わる事を指します。こうして販売形態を変えると同時に価格も変えて、購買行動を促すと言う様な効果が得られます。