ランチェスター戦略について

ランチェスター法則を経営等のマーケティング戦略として置き換えている物をランチェスター戦略と呼んでいます。この戦略を元にランチェスター経営をする企業も増えていて、ランチェスター経営自体の認識度も高いものである事が伺えます。法則には色んなのが有りますが、弱者の戦略について挙げてみたいと思います。企業における弱者と言うのは、利益も売上もシェアも少ない企業の事を指しています。でも弱者には弱者なりの戦い方、つまり戦略が有りますのでここで挙げてみましょう。

 

先ずはターゲットにする顧客の絞り込みです。顧客リストを作り、名前や住所、電話番号、代表者の名前等、必要と思われる情報を集めて活用していきます。例えばそのリストを地域別や業種別に分けて見やすい様にします。地域販売がそうですが、限定して個別訪問をする事でターゲットを獲得しやすくなります。

 

次に顧客を絞ったら相手の状況をきちんと理解して、付け入る所を見つけて一直線に狙い撃ちをする事です。その付け入る内容とは不満や不便、悩み、問題等、顧客によって違いますのできちんと見極めましょう。

 

また顧客に対して接近戦にて勝負をすると言う事も有ります。特にしなくても良いですが、マッサージ屋なら来てくれた顧客に「その後調子はいかがですか」と言うはがきを送る等してフォローをするだけでも全然違いますよ。顧客にとっては嬉しいサービスではないかと思います。こうして弱者の戦略を立てていくのです。