基本的なランチェスター法則【戦略と戦術】
ランチェスター経営戦略においてはランチェスター法則が必要となるのですが、その基本法則として戦略と戦術と言うのが有ります。このどちらも軍事用語にはなるのですが、ランチェスター経営戦略においてはこれも法則の1つになります。「戦略」と言うのは目で見えませんよね。例えば地域戦略、流通戦略、商品開発、商品戦略と言う様な物を指します。次に戦術と言うのは目に見える物になります。例えばCM、宣伝、キャンペーン、広告と言う物を指しています。
ランチェスター経営戦略においては戦略と戦術の力配分を2:1としています。行動だけ起こしたって戦略が無ければ何も変わらないでしょうし、いくら立派で優れた戦略が有ったとしても、行動が伴わなければ全くの無意味、机上だけの物になってしまいます。また戦術と言うのは広告やCM等、目に見える物ですよね。その為に他の企業から競合として真似される事も有ると言いますから注意が必要なのですが、戦略は目に見える事は無い為、いくら競合会社が真似したいと言っても真似できない現実が有るのです。
戦略はとても大切な事になります。いくら日本が豊かで先進国で有るとしたって、借金は数百兆円にもなると言います。ランチェスター経営戦略は企業単位はもちろんの事ですが、国を挙げて国レベルでも有った方が良い物だと思うのです。その為にも戦略はしっかりと練っておく必要が有りますし、それを実践する戦術もしっかりと行う必要が有るのです。