病院の求人
さまざまな職場がある医療事務ですが、そのメインとなるのはやはり病院です。
医療事務の仕事において、最も求人が出ているのも病院ではないでしょうか?
病院とひとくちにいっても、実は経営母体によってその種類はかなり多様です。
たとえば、国が経営している「国立病院」は、国という巨大な組織が運営しているので非常に大きな母体を持った病院といえます。
地方自治体が運営している病院は「公立病院」といいます。
このあたりは、学校と同じですね。
公立病院の中には、県立病院、市立病院などが含まれるのが一般的です。
さらに、病院の中には、医療法人という医療機関を統合する法人が運営している「民間病院」もあります。
これらの組織の中で医療事務の仕事をする場合、その母体によって業務が大きく変わるかというと、そういうわけでもありません。
では、規模の大きい病院の方が忙しいかというと、それもそうとは限らないのが実状です。
というのも、病院における医療事務の仕事は、完全な分担制なのです。
たとえば、受付ひとつをとっても、初診受付、再診受付、入退院受付、処方箋受付、会計など、数多くの種類があります。
規模の小さい病院はこういった受付をある程度統一していますが、大規模の病院ではそれぞれに設けるケースも多々あります。
当然その場合はそれぞれの窓口に医療事務を配置するので、自然と業務は分散されます。
病院の求人で求められるのは、やはり実務経験です。
経験が豊富な人ほど採用されやすい傾向にあります。