医療事務の勤務時間

さまざまな労働条件があり、その条件の中から優先順位を見出していくことで人は就職活動を行っていきます。
そんな労働条件の中でも、特に重視されている点は勤務時間です。
いくらその仕事をやりたいと思い、資格を持っていて自分に向いている仕事だと思っても、その仕事の勤務時間で自分が時間を作ることができなければ、まさに「絵に描いた餅」です。
時間というのは、なかなか都合がつかないものです。
特に、お子さんを持った主婦は家事をしながら子供の面倒を見なくてはならず、なかなか働く時間帯を自由には設定できません。
そういう意味では、最優先で気にすべき点といえます。

 

医療事務の勤務時間帯は、就業形態や勤める場所によって大きく異なります。
まず正社員の場合は、朝9時から夕方5時、6時までというフルタイムのケースが多くなります。
また、比較的週休二日制でない所が多く、就労時間は長めとなるため、主婦などが勤めることは厳しいでしょう。

 

一方、派遣社員の場合は、最も勤め先が影響してきます。
病院、診療所等に勤務する場合は比較的朝が早い傾向があり、8時や8時30分に始業というケースが多く見受けられます。
その一方で、調剤薬局などでは割と遅くに始業となるケースもあります。
アルバイトの場合は、3時間で区切ることが多いようです。
夜間の場合は長時間、日中の場合は短時間で区切り、緊急病院の場合は夜間当直もよく見受けられます。
また、レセプト業務が増える月末や月の初めには残業も多くなるようです。

 

基本的に、医療事務の労働時間は求人情報に記されていますが、必ずしもその通りになるとは限りません。
気になる人は、求人を出している会社に問い合わせてみましょう。