医療事務の年収
どのような職業にでもいえることですが、年収は同じ年齢、同じ職場でも同じとは限りません。
立場、雇用条件、契約など、さまざまな要素が絡み合った上で決まってきます。
たとえば、求人情報に記されている年収の欄にしても、必ずしもその額を100%もらえるとは限りません。
また、そこから勤務年数に応じて上がっていく場合もありますし、上がらない場合もあります。
求人に記された収入だけではなく、その職業の将来性なども考えた上で応募先を決めると良いでしょう。
医療事務の年収は、正社員であれば、基本的には勤務年数によって上がります。
大体の目安として、35歳の平均月収は26〜27万円、50歳の場合は34〜35万円です。
よって、年収はそれぞれ320万、420万円程度となります。
これは、高卒でも大卒でもそれほど差はありません。
高卒はスタートが早い分勤続年数が多くなるので、ゆくゆくは十分に大卒の人達と同等の収入を得られるようになります。
そういう意味では、医療事務は高卒と大卒の差があまりない職業といえます。
一方、パート、アルバイトの場合は時給で示されます。
また、派遣型の場合も、時給換算のケースが多いようです。
派遣の場合は、平均1,000〜1,300円くらいといわれており、一般的なアルバイトよりはやや高めとなっています。
ただ、働ける時間が限定されているケースも多く、月換算、年換算だと大きな額にならないこともあります。
アルバイトの場合は、派遣より200〜300円程低いようです。