自分でネットショップを作る
みなさんは、自分だけのネットショップを持つことに興味がありますか?大手のYahooや楽天にショップを出すという選択肢もあり、集客の数は断然、増えるでしょうが、もちろん、その分、費用がかかります。
もし、自分だけのチカラでネットショップを出すことが出来たら、経費も抑えられ、ビジネスをスタートすることができますよね。
実際に、お店を開いているが、ネットショップでさらに全国展開したいという方も、あらたなビジネス展開として、ネットショップはお勧めです。
また、趣味が高じて、自分の作った品物を販売したいという方、主婦の間にも増えています。家の中でコツコツとハンドメイド作品を作って、友人に買ってもらったり、Yahooオークションに出していたり、そんな方は、ネットショップでファンやお客さんを増やすことも可能ですよね。
インターネットショップを開業してみたい、自分のネットショップを持ちたい、そんな夢を持っている方が増えることはとても素晴らしいことだと思います。
お仕事をして、どんどん稼いでいただき、納税者が増えることは、日本にとっても良いことですよね。そして、人々が何歳になっても、自分の活躍の場所を持ち、生き生きと仕事が出来る社会になれば、この国の活性化にも繋がるわけです。
そんな大きなことに繋がるかどうかは、みなさんが、ネットショップの開業にトライしてみなければわかりません。ですが、喫茶店を持つことや、雑貨店を開くなど、実店舗を持つことと比べたら、どうでしょうか?
実際の貸し店舗を利用するより、ネットショップを持つことは、はるかに簡単ですし、短時間で出来ると思います。なんと言っても家賃や設備費がかかりませんし、一人で行なえば人件費もかかりません。
もちろん、在庫を置く場所や、ハンドメイドの品でしたら、製作時間は必要ですが、それ以外は特に高い経費も必要ないことが魅力ですね。
一番嬉しいことは、この「経費がそれほどかからない」ことでしょうね。
ですから、貯金がないと開業できないこともないでしょうし、定年退職後にネットショップを初めてもよいですし、趣味で、ハイドメイド雑貨やアクセサリーを作っていた主婦が開業しても良いでしょう。
このように、いろいろな希望がネットショップにはありますよね。一人では無理だと思う方はグループやチームを作って、ネットショップを経営しても良いでしょう。
商品を作ったり仕入れたりする人、ネットショップを作り運営する人、発送や事務を手がける人など、得意な部分でカバーしあってビジネスをしていくということも素敵ですね。
もちろん、一人でネットショップを経営すれば、その分、自分がもらえる収入も増えますが、精神的負担が大きいとビジネスとして長続きしません。
自分が出来ない部分は出来る人に手伝ってもらう、また、業者の有料サービスを使う、という選択肢も考えておきましょう。
さて、実際にネットショップを持つために、必要なものは何か、考えて見ましょう。最初に思いつくものは、パソコンとネット環境だと思います。
当然、これは普段、インターネットをしている方でしたら、自宅にあるものでしょうから、別途、用意する必要はありませんよね。
プロバイダも契約なさっているでしょうし、メール環境も整っていれば大丈夫です。ネットショップ開業のために、わざわざ新しいパソコンを購入する必要もないと思います。
そして、ほかにも必要になってくるものが、デジタルカメラです。ネットショップを作るためには、高性能、高機能のパソコン、またはデジタルカメラを購入しなくてはならないと勘違いしている方も多いですが、それは必要ありません。
現在、みなさんが趣味で使っている、パソコン、デジカメなどで十分です。それから、プリンターも必要ですね。納品書などをプリントして商品に同封する必要があります。
プリンターは本体価格がとても安いものがありますが、それはインク代が高くなっており、購入後の維持費が大変になるケースが多いです。
例えばプリンター本体が5000円となっていても、インクを一式購入すると3000円近くかかることもあります。ですから、多少、本体価格が安くてもその後のインク代が安く済む機種が良いと思います。
ネットショップでは、プリンターを持っていることが必須となります。お礼状や納品書など、お客様あての印刷物をプリントするために使います。
例えば、パソコンやデジカメなど、何ももっていない方がプリンターも含め、全部、そろえようと思えば、最低でも10万くらいはかかってしまうかもしれません。
すでに機材が家にある場合は、ネットショップ開業用に特別、用意する必要はないのです。パソコンについては、持ち歩いてどこでも使えるノートパソコン型も便利です。
出先でも、モバイルでネット通信が出来れば、お客さんから注文があった場合、出先でも連絡が出来るでしょう。ただ、ノートパソコンは、持ち運びが出来る分、落としたり、ぶつけたりと、デスクトップより故障する確率が高いですから、私はデスクトップを使っています。
ネットショップの運営は、パソコンと格闘している時間がどうしても1日のうち、長時間になりますから、目のためにもモニターだけは、大き目のほうが良いでしょう。
それから、デジカメはネットショップサイトに商品の写真を載せるために使います。ネットショップで商品を良く見せるためには、デジカメの画素数が大事になってきます。
みなさんも、ネットショップで買い物をする際、写真はじっくりと見ますよね。中には商品を拡大してみられるサイトもあり、実際に手にとって見ることが出来ない分、ネットショップにとって写真はとても重要なポイントになっています。
ですから、デジカメを新しく購入する方は、画素数を確認しましょう。100万画素、300万画素など、みなさんもこの数字を見たことがあると思いますが、数字が大きいほど、画像が美しく鮮明であるということになります。
最近のデジタルカメラは、画素が大きなもので1000万画素などもあります。
さて、コンパクトタイプや、高性能のものや、一丸レフなど、いろいろなデジカメが販売されている中、ネットショップ運営に使うのであれば、最低でも200万画素は必要でしょう。
そして、付いていると便利な機能は、ズームです。ズームの中でも、光学ズームがついているデジカメですと、商品により近づいてズームで撮影しても、美しく撮影できます。
また、露出補正があれば、なお、ベターでしょう。手動で露出補正することが出来れば、商品によって、よりきれいに見えるように、その都度、露出の数値を変えられますので便利です。
普段のデジカメでの撮影と、ネットショップで使う商品撮影はいろいろと違う部分があります。通常、景色や家族旅行の写真を撮影しなれている方であっても、商品撮影はまた違ったコツが必要になってきます。
商品撮影には、特殊なコツや技術がありますから、一度、商品撮影についての勉強をしておくと良いでしょう。撮影することが好きな方でしたら、どんどん上達すると思いますよ。
プロのコツをちょっと知っておくだけでも、より美しく商品を撮影する方法がわかってくると思います。ネットでも学べますし、本も出ていますので、ぜひ、撮影の腕を磨いて、ネットショップに良い写真をアップしてほしいと思います。
ネットショップ開業までの、いろいろな作業をまとめて業者にお願いすることも、もちろん可能ですが、サイト作りに興味がある方は是非、自分でトライしてみてください。
苦労は多いと思いますが、自分で作り上げたネットショップは、気持ちの入り方も違うと思います。みなさんの持っている特技や、センスを広く知ってもらい、多くのファンを作って、ネットショップが繁盛することを願っています。