ネットショップはトップページの見易さ
みなさんは、インターネットでお買い物をすることが好きでしょうか?
私は少しでも安いものを探したい派なので、実際の店頭で見た商品をネットで探してみて安いほうを購入することにしています。
家電製品などは、一目瞭然でインターネットショップのほうが安いことケースも多いです。
送料を入れても店頭販売価格より安いなどということも、ザラにあります。
ですから、私はほとんどネットショップで購入しているのですが、その際にトップページの見易さはとても大切だと思うのです。
みなさんも、ネットショップを見るときに、わかりやすいサイトですと買い物したくなるでしょうし、商品を探してみようという気持ちになるでしょう。
ですが、トップページがごちゃごちゃしていて、「なんだか見にくい、わかりにくい」と思うとすぐ別のサイトを探すと思います。
ここがポイントなのですが、ネットショップが成功している会社は、トップページのわかりやすさ、サイトの使いやすさにあると思います。
トップページは言い換えてみれば、ネットショップの入り口でもあり店舗の玄関です。
入りやすいほうが良いに決まっていますよね。
また、商品ページもわかりやすいに越したことはありません。
売りたいほうは伝えたいことが沢山ありすぎて、何でも掲載してしまいたいという気持ちもわかります。
ですが、ネットショップ側は、訪れたお客さんの立場になって、相手が知りたいこと、求めている情報を絞って伝えるべきでしょう。
良いネットショップをつくるために、トップページは、相手に不快感を与えないすっきりとしたデザインである必要があります。
商品をダラダラとトップページに載せるよりも、お店の特徴は何か、アピールしたいところだけを掲載し、買い物をしたい気持ちになってもらうことです。
その後は商品のページに行って詳細を見てもらえるようにすればよいのです。
よくネットショップの最初のページに、あらゆる商品の情報を載せて、サイトがものすごく重くなっているケースもありますよね。
私としては、あまり好きではありませんし、データが重くて表示されることに時間がかかりすぎると、面倒でサイトを閉じてしまいます。
お店の特徴をどう表現するかということですが、「店長セレクトの逸品」とか、「すべて送料無料」とか、「小物はメール便対応」とか、ユーザーが喜ぶような特徴を載せてほしいですね。
ちなみに私は「メール便OK」というサイトが好きです。
アクセサリーのネットショップなどを利用する際、どうしても送料がネックになりますから、最初からメール便に対応してくれることがわかると嬉しいものです。
このようにお客さんが知りたいこと、興味があること、お店の強み、特徴を、わかりやすくトップページに書けると良いですね。
例えば、売りたい商品についての特徴をダラダラと長文で論文のように書いているサイトもあります。
これは、一生懸命に伝えてくれようとしていますが、長い文章はそもそも読む気も起こらないという方が多いです。
その代わり、ネットショップとして、アピールしたい点を箇条書きにするとか、イラストにするとか、工夫を凝らしてみることです。
わかりやすく掲載することもひとつのアイディアだと思います。
「この商品はこうこうこうで、こうだから、こうなって、とても使いやすくて値段も安くて」と沢山の言葉を使うよりも、「使いやすい!」「低価格!」など、ワードだけにしてみると以外とインパクトがあります。
このような工夫もネットショップでは必要だと思います。
また、インターネットと言うツールでモノを販売するので、どうしても無機質になり、温かみが欠けてしまうのがネットショップです。
そんな中、販売しているスタッフや、ネットショップの店長の顔が見えると安心することもあります。
よく楽天ショップなどでは、店長が写真入りで登場していますが、あのようなことも効果があるのです。
相手が見えないネットショップだからこそ、こういう人が売っているということを、アピールすることも大切です。
機械を相手に販売しているのではなく、人を相手に販売しているということをネットショップ側も忘れないで欲しいですよね。
それは、注文のお礼のメールでもそうです。
もちろん、例文があるでしょうが、その中にも心を込めたオリジナルの一言などが入っていたら、お客さんの心にも響きます。
ネットショップの自動受注メールは、本当に機械的なものですが、その後の発送メールなどは、もっと温かみのある心のこもった文章にしたいものですね。
ネットショップだけに、心に少しだけでも響くメールを送ることができたら、それだけでもリピーターさんが増えると思います。
それから、お店の繁盛振りをネットでも見せてあげることも大切です。
要するに売れている商品は今月、何個売れたとか、お客さんのコメントをもらって掲載するようにします。
楽天ショップでも行なっていますが、コメントの数が多いと、「これだけ購入した人がいるんだ」と言う安心感があります。
実際のショップでしたら、お客さんが立ち代り入れ替わり入っていれば、自然と立ち寄りたくなるものです。
その効果をネットショップでも見せてあげることですね。
サイトのアクセス数を出すだけでも効果があると思いますし、レビューを載せることも良いでしょうし、ネットショップに合った特徴を出したいものですね。
そして、サイトがわかりやすいことは最大の強みでもありますが、それは探している商品がすぐに探し出せることです。
探しているものがないお客さんもなかにはいらっしゃるでしょうが、そんな方には、商品が一覧で見やすくなっていることも大切です。
例えば、部類で分ける際に、そのカテゴリーをどのように分けるのかが、ポイントになってきます。
値段なのか、使う方なのか、用途なのか、趣味なのか、そのネットショップにおいて、一番、見やすいカテゴリーを考えましょう。
例えば家具でしたら、「一人暮らし向け」とか、「オフィス用」とか「白い家具特集」とか、「お買い得品」とか、わかりやすいわけ方が良いでしょう。
人によって、購入する理由は違いますから、いろいろな方に対応できるようなジャンルわけがされていると見やすいですね。
「当店のイチオシ!」とか、「今週の目玉!」とか、インパクトのある商品アップも集客に繋がります。
このようなタイトルがついていたら、買うつもりがなかったけれど、見たくなってしまいますよね。
お客さんの衝動買いを誘うような技術もネットショップでは大切だと思います。
お客さんのなかには、何も購入するつもりはないけれど、なんとなくネットショップを見ているという方も意外と多いのです。
そういうお客さんも思わず買いたくなるような、そんなお勧め商品を常に用意しておくと見る側も興味が沸きます。
そして、私が嬉しく思うサービスは幾ら以上、送料無料というものです。
5000円以上は送料無料とか、10000円以上は送料無料とか、ネットショップには良くありますが、それが設定されていないショップもあります。
私のように、ついつい、送料無料の金額になるまで複数、買い物してしまう方も多いでしょう。
このように送料サービスは、たくさん買っていただくためのワザのひとつだと思います。
また、購入金額がちょっとだけ足りないという人向けに、金額の安い小物を用意してくれると、それを購入する方が多いです。
何百円の靴下とか、日用品とか、買わなくてもよいけれど、送料無料にするために、「ここで買っておいてもいいかな」と思わせます。
このように、ネットショップはお客さんが「こうだったらいいな」と言うサービスを展開していくことが、成功の秘訣だと思います。
それをサイト作りに生かして、是非、見やすくて楽しくネットショッピングが出来るお店を作ってくださいね。