ネットショップ仕入れの方法

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ネットショップを経営する場合、事業を成功させるためにはいろいろな要素があります。その中でもこれは絶対に大切だという点があります。それは、仕入れの方法です。

 

良い仕入れ先を確保すること、良い商品、人気の商品を出来るだけ安価で仕入れることが大事です。みなさんもご存知のように、仕入れがいかに安く出来るかで、ネットショップの収益が変わってきます。

 

安く仕入れられた分、安く提供することも出来ますし、ネットショップの目玉的商品にすることも出来ますよね。赤字になってまで、セール品を出すこともないと思いますし、安く仕入れることが出来れば、結果的にお客さんにも喜んでもらえるようになります。

 

仕入れが上手くできない方は、安く仕入れられない方、これは、ネットショップにとって死活問題となるでしょう。もちろん、何を扱うのか、その品物にもよりますが、ネットで問屋から仕入れたり、自分で実際に買い付けをしたり、方法はいくつかあります。

 

どうしたら一番、コストが安くあげられるのか、自分なりに仕入れの方法を見つけ出すことが重要でしょう。

 

さて、ここで言う、買い付けとはどのようなことでしょうか?買い付けとは、良く海外に買い付けに行くという方がいらっしゃいますが、海外でなくても実際に足を運んで目で見て購入すればそれは立派な買い付けでしょう。

 

海外などの現地へ直接、自分が出向いて、商品を仕入れることを、イコール、買い付けと呼んでいます。

 

 

ネットショップの経営者の中には、物価が安いアジアの国へ出かけて大量に買い付けてくる方もいらっしゃるようです。現地ではいろいろなものが驚くほど安く売られていますからね。

 

それが日本に届くころには、税金や手数料が乗せられ、普通の値段となって市場に出ています。それをまるごとカットすることが出来れば、ネットショップように安い仕入れが可能になるわけです。

 

その際は、もちろん、輸送費もかかりますので、その辺の調整が難しいところだと思います。また、自分の旅費や現地で買い付けにかかる滞在費なども、お金が出て行きますから、本当にそこまでして利益が上がるのか、しっかりと考えてから行ないたいものです。

 

「ネットショップを開いて、海外へ買い付けに行く」と言うことは、とてもかっこよく聞こえますが、実際はお金のかかることです。

 

経費がたくさんかかってしまえば、儲けも薄くなってしまいます。せっかく夢が叶って始めたビジネスですから、夢だけで終わらせないようにしたいですね。

 

現地で買い付けとは、主にどのようなことをするのでしょうか?実際に市場を歩いて見たり、工場のある会社を訪問したり、倉庫で商品を見たりすることです。

 

実際に見ると、商品の良し悪しもわかりますし、その商品にどれだけの価格をつけたらよいか、想像が付くでしょう。ネットで輸入することと違って、実際に商品を触り、目で確認できるわけですから、仕入れに関するリスクも少ないと思います。

 

 

自分で実際に確かめていますから「こんな商品だったなんて」と言う誤解が生じませんからね。買い付けが難しいと言う方には、海外から商品を輸入するという方法もあります。

 

雑貨や洋服など、最近では海外の商品が多いですよね。また、家具なども海外で作られたものがほとんどです。輸入のメリットは、ネットやカタログで商品を見て、家にいながら注文が出来るところでしょう。

 

メール、ファクス、電話で注文が出来ますので、海外に渡る渡航費や滞在費もかかりませんね。ネットショップで販売する商品を、自分で直接、輸入する場合、当然、海外の会社、問屋などと直接、話をつけることになります。

 

ですから、現地語や英語が最低限、使えることが必須でしょう。先方の担当者が日本語を話せれば、便利ですし助かります。

 

それが、一番良いのでしょうが、なかなかそうでないところも多いです。通訳を頼んだり、業者に頼んだり、間に入ってもらうとその分の手数料がさらに発生してしまいます。

 

自分で輸入を考えている方は、最低限のビジネス英語は身に着けておくべきでしょうね。そして、商品を輸入するには、航空便を使う方法と、船便を使う方法があります。

 

それぞれ、送料が違ってきますので商品によって使い分けているネットショップもありますし、船便で大きなコンテナを使っていろいろな商品を一度に輸入しているネットショップもあります。

 

送料のほかにも、輸入には関税もかかりますので覚えておきましょう。

 

 

買い付けも輸入も無理だとおっしゃるネットショップのオーナーさんには、国内で仕入れるという方法もあります。私も以前、国内の問屋さんから雑貨を仕入れていた経験がありますが、売値の60パーセントほどで仕入れができました。

 

国内の問屋さんであれば、英語も必要ありませんし、やりとりもスムーズですし、何よりも送料が安いです。仕入れには最低ロットが設定されている問屋さんもありますが、ロットが少ないところもありますので、自分のネットショップの売れ行きに合わせた仕入れが出来ると良いですね。

 

海外から仕入れている問屋さんについては、ある程度、在庫を持っているところもあれば、発注してから納品までしばらく時間がかかるところもあります。

 

また、商品によって納期も違ってくるので、すぐ売りたい季節物の商品については、納期が時期はずれにならないように計画的に仕入れる必要があります。

 

それから、国内の問屋さんで、処分セールを行なっていることもありますので、人気の商品、売れると思える商品であれば、そのときに大量に仕入れておくことも時には必要です。

 

在庫の置き場所も自分で確保することは大変でしょうが、今後、ネットショップでロングセラー商品となるようなものでしたら、安いときに大量に買っておくことはビジネスで成功するコツでもあります。

 

ただし、予想外に売れ行きが悪かったり、自分も在庫ばかり余ってしまったりすることがないように、品物が売れる、売れない、という判断は、やはり日々の勉強だと思います。

 

 

 

商品に関する情報を集め、普段からいろいろなネットショップを見たり、店舗をみたり、商品に対して自分の目を肥やしていく必要がありますね。

 

この点で考えますと、ネットショップを開くなら、好きなことに関したお店を開くことが一番です。好きなこと、趣味としていることでしたら、すでに人より持っている情報量が違いますから、ネットショップを開業しても成功しやすいと思います。

 

また、ネットショップのオリジナル商品を作って販売したい方は、工場などに直接、発注して生産してもらいます。それには、ロット数が大きくなりますので大量に注文することになるでしょう。

 

ですから、開業時から、いきなりオリジナル商品にチャレンジすることは難しいかもしれませんね。ネットショップが軌道にのってからでも良いと思います。

 

また、すべての仕入れに関することですが、当然ながら軍資金は必要です。商品を予約したら、即金で支払ったり、前払いだったりするケースもあります。

 

ビジネスだからと言って、何日締めの翌月払いを認めてくれるところも最初は少ないと思います。その後の取引が長く続けば、ゆくゆくはそうした売り掛けも認めてくれるようになると思いますが、オープンしたばかりのネットショップではちょっと無理かもしれませんね。

 

ということで、ネットショップを開くなら、商品の仕入れにかかる経費をある程度、現金でもっていなければなりません。良い品を安く売っていたらすぐに買えるように、ある程度の資金はいつも保持しておくべきでしょう。