登録販売者の合格後にすること
試験を受けて合格したら登録販売者としてすぐに仕事ができるわけではありません。合格したらしなければいけないことがあります。
試験に合格したら、合格をした都道府県に対して届け出をする必要があります。「販売従事登録申請」がこれにあたります。
どこの都道府県に申請をするかというと、登録販売者として最初に勤務することになる都道府県に申請することになります。
仮にその勤務地が複数県に渡るならば、その中のどれか1つに登録すればいいです。一度登録をしておけばその後どこの都道府県でも登録販売者として医薬品販売の仕事ができるようになります。
試験に合格してから何日以内に申請をするといった決まりはありません。しかし仕事をするのであれば、申請が必須なので早めに行ったほうがいいと思います。
販売従事登録申請をするときに必要な書類には次のようなものがあります。「販売従事登録申請書」と試験合格を証明する書類、発行から1ヶ月以内の「医師の診断書」と発行から6ヶ月以内の「戸籍謄本」か「戸籍抄本」、「雇用契約書」の写しが必要です。
申請手数料として7,100円から10,000円と都道府県によって違っています。勤務先が決まっていないときには登録申請はできませんから注意してください。
登録販売者の試験合格の効力に期限はないので安心してください。登録後に本籍や氏名などを変更するときには変更届を提出する必要があります。変更する際には、就業地や居住地を管轄している保健所に問い合わせしてください。