登録販売者の研修
登録販売者になったら外部研修を受けなくてはいけません。厚生省令によって登録販売者には、医薬品の販売業者に対して登録販売者が外部研修を受講するように管理してほしいと定めています。
年間合計で最低12時間以上は外部研修を受けさせるよう医薬品販売業者に義務付けしているのです。ガイドラインに載っているのは外部研修についてですが、外部研修さえ受けていればいいというものではありません。
これだけは最低限受講させてほしいというもので、それ以外にも医薬品販売業者が自分たちで研修を行うなど積極的に研修を行ってほしいとしています。
外部研修を行っている施設はいくつかあります。ガイドラインに届け出されているものだと、「三幸医療カレッジ」や「日本ドラッグチェーン会」や「ネットパイロティング」。
「日本医薬品登録販売者協会」、「医療・介護サービス協会」、「医薬品配置協会」や「薬剤師会」などいくつかあります。外部研修を行うときには、事前に県や市などの担当課に届け出が必要となります。
研修は登録販売者の資質を向上させるためのもので、集合研修と通信研修による研修があります。研修の企画や運営については有識者による会議で決定し、使用する教材なども選定されています。
研修は1年間で1回あたり6時間の研修を最低2回は受講すること。または1回6時間の研修を1回と通信研修を6時間受講することで修了証を発行しています。
集合研修は前期と後期2回行われていて、研修後に確認試験が行われます。通信研修は添削問題を行います。