ベンチャー企業とは?
昨今では、リーマンブラザーズの倒産や、東日本大地震など、不況にあえぐ就活生に追い討ちをかける出来事が立て続いています。
いまや大学生の内定率は68.8パーセント。卒業後の三月時点で就職率は91.1パーセントと、過去最低の数字を記録しています。
しかし文科省のこのデータの調査対象は、有名校を中心とした、偏りのあるデータであることがわかっています。
つまり、現実的な数字はデータを下回るとも上回るともいわれ、結局のところ実際の内定率は、50パーセントを下るのではないかという意見が多くなっています。
そんな話題も飛び交う中、不安定な社会情勢に臆することなく、経営の場において冒険心を発揮する若者たちも多く存在します。
そういった冒険心のある企業開発を、世間一般的には「ベンチャー企業」といいます。
ベンチャー企業とは、「未だマーケットにないサービスを、冒険心をもって開発している新興企業」を指します。大体の場合、創業して五年から十年の小企業をベンチャー企業と呼んでいますが、実はこのベンチャー企業というものは明確な定義をもたない和製英語です。
ベンチャービジネスは、現代における、どこへ向かっているかわからない政治経済の荒波を、新しい船と新しい線路で切り開いていくような事業だといえます。
前述の通り、定義らしい定義もなく、どこか漠然とした印象が拭えません。
そこで「ベンチャー企業ってなんなんだろう?具体的にどういうものなんだろう?」というみなさんの疑問にお答えして、このサイトでは、ベンチャー企業について、くわしく説明していきます。