グーグルはベンチャー企業の代表的存在?
みなさんもご存知のとおり、「グーグル」は、世界で最も優れた検索エンジンとして有名な会社ですね。
毎日インターネットをする人が、国民の全体の八割を占めてるのではないかというほど、今の日本では、インターネットが普及しています。
それはひとえに、「グーグルという会社が、日常に浸透している大企業」であることを示しているのではないかと思われます。
今では大企業であるそんなグーグルも、かつては「ベンチャー企業(海外でいうところのスモールビジネス)」と呼ばれる存在でした。
今の業績から考えると信じられませんが、かつてはグーグルも中小企業だったのです。
革新的な技術を持ちながらも、まだ企業としては成長段階にあったその頃のグーグルは、一つの企業ではなく一つの「グループ」といったほうが適しているような小さな集まりであり、検索するための技術もまったく普及してない状態でした。
しかしそんなベンチャー企業であったグーグルも、驚異的な速度で利用者を拡大させ、今のような大企業になるまで成長したのです。今ではもう「ベンチャー企業」ではありませんが、グーグルはベンチャー企業の中でもっとも業績を伸ばした会社であるともいえます。
このように、今は誰でも知っている技術でも、誰にも知られてなかった時代が存在するのです。業界通にはおなじみの電通も、かつてはベンチャー企業として知られていましたし、誰にも知られてなかった頃(ベンチャー企業だった頃)が必ずあるのです。
そのため、ベンチャー企業の目的は、逆説的な言い方をすれば「ベンチャー企業でなくなる」ことにあるともいえます。
では、今現在の日本には、グーグルのような「大企業になる可能性のあるベンチャー企業」は存在するのでしょうか?
それについては、また次回の日記でお話します。