スタートアップ企業とベンチャー企業
前回は、ベンチャー企業がどんな時に失敗しがちなのか、ということを説明しました。
この日記を最初から読んでくださっている人は、だんだんと、ベンチャー企業というものがつかめてきたのではないかと思われます。
このサイト以外の情報も重ねてネットで検索しながら、ベンチャー企業への理解を深めている方もいることかと思われます。
ベンチャー企業について調べていると「スタートアップ企業」という言葉が目に付くかと思われます。
ニュースでもたまに耳にする、このスタートアップ企業とはどのようなものなのでしょうか?
それでは今日は、このスタートアップ企業についてお話していきます。
まず、スタートアップ企業とは、一般的に「創業したての会社」のことを指します。
創業したての会社とは、文字通りの説明ですが、中小企業を指しています。
要するに、起業して五年から十年の小中会社を指すので、ベンチャー企業と同義語だといえます。
スタートアップ企業の定義としては「起業したての会社」であり、「ベンチャーキャピタルへの姿勢が積極的」であり、「上場に向かう意志が強い」という三点の定義が挙げられます。
「若くて勢いのある会社」の総称として捉えてもらえればそれで大方合ってます。それがスタートアップ企業というものです。
つまり、ベンチャー企業の多くがスタートアップ企業に該当するといってしまっていいかと思われます。
利用例としては「A社のようなベンチャー企業は、近年のスタートアップ企業の中でも最先端にいる存在です」といった形で使われます。
スタートアップ企業とは、「駆け出しの会社」のことであり、近年生まれてまもない企業のことを話す時などに用いられる用語です。
簡単に言えば、スタートアップ企業とベンチャー企業は、同義語であり、類義語であり、ニアリーイコールの関係であるということです。