ベンチャー企業の欠点とは?
前回の日記では堀江貴文氏について解説しました。彼の興す会社は、何かと世間を騒がせますが、社会をあっと言わせる、面白い企画を考えるのが非常に得手な天才であることは間違いありません。
ベンチャー企業には、彼の企画を初めとして、思わず期待感を膨らませてしまう企画がたくさんあります。
若い頭脳が集まった将来有望なベンチャー企業もあれば、宇宙旅行を計画するような、ロマンのあるベンチャー企業など、その種類は多岐にわたっています。
しかし、社会にあるのはいいベンチャー企業ばかりではありません。
ベンチャー企業にも、いい会社もあれば、悪い会社もあります。それに、ベンチャー企業特有の「短所」もあるのです。
では、その短所とはどのようなものでしょうか?
まずベンチャー企業は、大きく成長するポテンシャルを秘めています。
しかし、その代わりに経営に関しての「安定性」に欠けています。
あくまでも「これから」大きくなる企業なので、仕方ないといえば仕方ないのですが、どっしり構えていられるような経営理念がまだそこにないのです。どちらかといえば、安定するための「土台」を作っている最中の状態です。
「その分、自分の能力を発揮できる」というポジティブな捉え方もできるかもしれませんが、発揮するにも、会社が小さすぎて自分に合った部署がなく、発揮できないままストレスを溜め込むということにもなりかねません。
また、福利厚生が充実してない企業や、残業代の出ない企業も多いため、社員からの不満の声が上がっているベンチャー企業も多くなってます。
「成長するための伸びしろが大きい」というと何やらいい印象を抱いてしまいがちですが、裏を返せば「まだまだ未熟である」ということでもあります。
それがベンチャー企業の欠点であり、そういった部分が大企業に引けを取る点なのです。