気鋭のベンチャー企業「リプロセル」とは?
昨日は、ベンチャー企業のバックアップについてお話しましたね。
バックアップが特に必要なベンチャーといえば、バイオ系のベンチャー企業であることも、覚えていただけたかと思います。
かなり膨大な費用を必要とするバイオベンチャーですが、そのバイオベンチャーの最先端といえば、最近ニュースでよく聞く「iPS細胞」です。
最近何かとよく耳にする「iPS細胞」ですが、みなさんは「iPS細胞」がどういったものかご存知ですか?
まず、iPS細胞とは、「神経細胞」です。
このiPS細胞があれば、未だ釈然としない、難解な病気の根源を解明することができるようになります。
今まで治らなかった病気も、このiPS細胞で治せるかもしれないのです。
それ以外にも、さまざまな再生医療が実現されるといわれており、このiPS細胞を見つけた京大の学者は、ノーベル賞を貰うのではないかとさえ言われています。
いかにも革新的で、ベンチャー企業らしいテーマであるこのiPS細胞ですが、iPS細胞をいち早く事業化した企業があります。
そのベンチャー企業が、タイトルにもある「リプロセル」なのです。
リプロセルは、世界で初めて「神経細胞」を製品化した企業です。
iPS細胞を使って、より効率的な治験を図ることができるように開発するなど、開発されれば全世界の注目を浴びるような事業に着目しているのです。
この会社の事業が拡大すれば、新薬の実験がスムーズになり、新薬開発の際の動物実験なども減ります。それによって、多額な実験費を投資した後に問題が発覚するといった、経済的な打撃も未然に防ぐことができます。
もし、この会社の事業が成功すれば、治らなかった病気にも希望が与えられ、見えなかった明るい未来が、社会全体にもたらされるのです。
このリプロセルの営むバイオベンチャーは、後に何兆円もの市場規模に拡大するともいわれ、今もっとも期待の集まるベンチャー企業として話題を呼んでいます。
もしかしたら、後数年で私たちの生活の中にも、このリプロセルの製品が置かれるようになってくるかもしれません。