新興企業市場の種類とベンチャー企業

昨日の日記の中でお話した新興企業市場は、さまざまな種類の市場によって運営されています。
今回は、その新興企業市場の種類についてを解説していきます。

 

ベンチャー企業はまず、必要となった資金を集めるために「有価証券」を発行し、株主に買ってもらいます。

 

株式にまつわる基本的なところですが、この有価証券を買うためには、有価証券を扱っている所で受付をしなければなりません。
その「投資家が有価証券を買う場所」にはさまざまなものがあり、新興企業市場にもいくつかの種類があります。

 

新興企業市場には、代表的な五つの新興企業市場があります。

 

その五つの新興企業市場とは、東京証券取引所では「マザーズ」、大阪証券取引所では「ヘラクレス」、名古屋証券取引所では「セントレックス」、札幌証券取引所では「アンビシャス」、福岡証券取引所では「Q-BOARD」というラインナップとなっています。

 

これらのものが国内にあるベンチャー企業向けの取引市場であり、国内でもっとも有名な取引市場は東京証券取引所(東証)の「マザーズ」となっています。

 

次いで有名なのが大阪証券取引所「ヘラクレス」、その次に名古屋証券取引所「セントレックス」がきます。
東証のマザーズの名前は、「Market of the high-growth and emerging stocks」の頭文字をとったことに由来しており、「新興企業を、母のように育てます」という意味がこめられています。

 

ベンチャー企業は、これらの市場の上場基準緩和によって、より小さな負担で、より大きな企業になるための段階を踏むことができます。
以上が新興企業市場の種類についてです。なんとなく、わかりずらいという方のために、次回はもうすこしこの「マザーズ」を追って説明していきます。